自動車部分品・附属品製造業向け人材育成プランは、当業種の現場で抱える人材育成上の課題の解決に資するために、平成30年度から令和2年度にかけて、基盤整備センターの「自動車分野における職業能力開発体系の整備に関する調査・研究」において作成したものです。
人材育成プランとは、「①仕事・作業に必要な職業能力の整理」から、「②従業員の職業能力の把握」、「③従業員育成の目標設定」を経て、「④従業員育成計画作成と訓練の実施」までの人材育成の流れを段階的、体系的に整理した、いわば人材育成の総合計画です。
自動車部分品・附属品は多岐にわたるため、機械部品製造と電装品製造にスポットを当て、職業能力開発体系を整備し、以下のとおり人材育成プランに取りまとめました。自動車部分品・附属品製造業の人材育成に是非ご活用ください。
各従業員が担当する職務を「どの程度遂行できているか(スキルチェック)」の把握をするためのスキルチェックシートを整備しました。「作業に必要な主な知識及び技能・技術」は、「~知っている、~できる」と記載されておりスキルチェックを簡易に行うことができます。人材育成上の課題の把握や目標設定に関する分析ツールとしてご活用ください。
人材育成プランの作成にあたっては、基盤整備センターで開発した以下のデータを活用することができます。
職務分析モデルデータとは、業種ごとに、各業務を構成する仕事や作業について明らかにしたものです。当センターでは、平成11年から継続的に職務分析モデルデータを整備し、これまでに97業種を整備しております。
このモデルデータを基にカスタマイズし、事業主等独自の「職業能力の体系」として活用することができます。
自動車部分品・附属品製造業のモデルデータのダウンロードはこちら↓
自動車機械部品製造業 | 様式2 () |
様式3 () |
様式4 () |
自動車電装品製造業 | 様式2 () |
様式3 () |
様式4 () |
訓練カリキュラムモデルとは、業務における人材育成上の課題解決に必要な職業訓練カリキュラムについて標準化したものです。当センターでは、ものづくり業種を中心に約4,000カリキュラムを整備しております。また、これらの訓練カリキュラムモデルを基に、技能等や職務上の区分などに応じて職業訓練コースを一覧にすることで、事業主等独自の「職業訓練の体系」として活用することができます。
自動車部分品・附属品製造業の「職業訓練の体系」のダウンロードはこちら↓
自動車機械部品製造業 | 様式5 () |
自動車電装品製造業 | 様式5 () |
当業種の体系モデルデータや人材育成プランについては、基盤整備センター高度訓練開発室までお問い合わせください。
基盤整備センター高度訓練開発室 0857-38-6658