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カリキュラムシート

分類番号 X102-010-A

訓練分野 機械系
訓練コース 空気圧設備の省エネルギー技術
訓練対象者 設備に関する改善業務および省エネルギー推進業務に従事する技能・技術者等であって、指導的・中核的な役割を担う者又はその候補者
訓練目標 生産現場の空気圧設備の生産性向上をめざして、効率化、最適化(改善)に向けた空気圧装置、メインライン、使用端に至るまでの設備の圧力・流量データ取得実習や改善事例を通して、省エネ化を前提とした解析及び評価を行う方法を習得する。
教科の細目 内容 訓練時間(H) うち実習・
まとめ(H)
1.コース概要及び留意事項 (1)コースの目的
(2)専門的能力の現状確認
(3)安全上の留意事項
0.5
2.圧縮空気の省エネルギー対策概要 (1)省エネルギー対策の重要性
(2)圧縮空気の流量とコスト
(3)有効断面積と流量(配管抵抗と圧力損失)
  イ.空気圧機器及び設備配管の有効断面積と合成有効断面積
  ロ.音速流れ、亜音速流れと流量計算式
(4)空気圧設備の必要流量
2 2
3.データ取得実習 (1)圧力損失と圧力防止技術
(2)配管サイズの違いによる供給圧力の変化
(3)空気漏れの省エネルギー対策
(4)エアブローの省エネルギー対策
(5)シリンダ駆動系の省エネルギー対策
(6)アクチュエータの緩衝
4 4
4.圧縮機の省エネ対策 (1)圧縮機の種類、構造、圧縮原理
(2)空気温度、水分の影響と流量計算式
(3)コンプレッサの管理方式の違いによる電力量比較
(4)コンプレッサ運転実習
2 1
5.改善事例 (1)空気圧システムの安全性確保
(2)改善事例
  イ.現状及び問題点の把握と目標設定(現状流量と必要流量)
  ロ.モデルラインの選び方と工程表の作成方法
  ハ.省エネのフローチャートと設備仕様書作成(削減効果の計算)
  ニ.データ収集システム
  ホ.データ解析
  ヘ.改善案の策定
  ト.改善後の効果測定
3
6.まとめ (1)成果の確認及び評価
(2)訓練コース内容のまとめ
0.5 0.5
  訓練時間合計 12 7.5
使用器具等 空気圧実習装置、空気圧設備データ収集システム(圧力、流量データロガー)
養成する能力 生産性の向上を実現できる能力
改訂日 2021.08

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