カリキュラムモデル
分類番号 M512-204-3
訓練分野 | 機械系(M) |
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訓練コース | 各種材料の熱処理及び表面硬化法とそのトラブル対策技術 |
訓練対象者 | 各種材料の熱処理及び表面硬化技術の活用を目指す者。この分野の中核的な役割を担う者。 |
訓練目標 | 各種材料(鉄鋼、アルミニウム、銅合金)の知識を学び、実習を通じて各種熱処理・表面硬化技術を習得し、熱処理後に発生する割れなどのトラブル対策の技術を習得する。 |
教科の細目 | 内容 | 訓練時間(H) |
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1.材料と熱処理 | (1)熱処理の概論 (2)鉄鋼の熱処理(機械構造用鋼、工具鋼) (3)アルミニウムの熱処理 (4)銅合金の熱処理 (5)各種材料の機械的性質 |
6 |
2.表面硬化技術 | (1)鉄鋼表面硬化法 (2)浸炭法、窒化法 (3)表面焼き入れ法 (4)レーザー焼き入れ法 (5)物理蒸着(PVD法)、化学蒸着(CVD法) (6)表面硬化におけるトラブルとその対策 |
6 |
3.熱処理技術 | (1)鉄鋼の熱処理(構造用鋼、工具鋼) (2)鉄鋼の浸炭、窒化、サブゼロ処理 (3)レーザー焼き入れ(構造用鋼、工具鋼) (4)アルミニウムの熱処理(溶体化、時効処理) (5)銅合金の焼き純し (6)ステンレスの粉体窒化 (7)熱処理におけるトラブルとその対策 |
6 |
4.評価技術 | (1)材料表層の硬さ試験 (2)熱処理後の割れ発生の原因と対策 (3)材料の組織の観察 (4)熱処理後の検査 |
5.5 |
5.統括討議及び評価 | (1)質疑応答 (2)訓練コース内容のまとめ (3)講評・評価 |
0.5 |
訓練時間合計 | 24 |
使用器具等 | 表面硬化炉、金属顕微鏡、浸炭、窒化炉、無酸化焼き入れ炉、各種硬度計・検査機器、3kW高出力CO2レーザー加工機 |
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