カリキュラムモデル
分類番号 M512-111-3
訓練分野 | 機械系(M) |
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訓練コース | 機械技術者のための金属材料の理論と実際 |
訓練対象者 | 機械設計、金属加工技術、品質管理・クレーム処理などの業務に従事し、中核的な役割を担う者。 |
訓練目標 | 金属材料選定、及び金属部品に発生するトラブル解析に必要な金属材料に関する専門知識を習得する。 |
教科の細目 | 内容 | 訓練時間(H) |
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1.金属物性 | (1)主な金属的物性 (2)実用金属材料における金属物性活用例 |
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2.合金理論 | (1)合金の定義 (2)合金の構成要素(固溶体と金属間化合物) (3)状態図 (4)状態図に基づく金属組織の解読法 |
3 |
3.展伸材と鋳造材 | (1)金属素形材の製造法 (2)展伸材と鋳造材の金属学的相違点(組織、強度、成形性、等) |
2 |
4.材料強化理論 | (1)合金化による固溶強化法 (2)冷間加工による強化法(加工硬化と再結晶) (3)熱処理による強化法 |
2 |
5.材料欠陥種類と発生メカニズム | (1)非金属介在物の発生メカニズムと事例 (2)偏析の発生メカニズムと事例 (3)ピンホール発生メカニズムと事例 (4)ミクロクラック発生メカニズムと事例 |
1 |
6.金属材料検査の適用法 | (1)組成検査法の原理と適用法 (2)金属組織検査法の原理と適用法 (3)機械強度検査法原理と適当法 (4)異材混入検査法(火花試験、他) |
1 |
7.総括 | (1)金属部品の材料欠陥事例研究 (2)検討結果報告、及び解説 (3)まとめ |
2 |
訓練時間合計 | 12 |
使用器具等 | 金属顕微鏡、微小硬度計、熱処理装置、火花試験機 |
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