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カリキュラムモデル

分類番号 I702-001-2

訓練分野 情報・通信系(I)
訓練コース 光ファイバ通信(概論)
訓練対象者 光ファイバと光ファイバ通信を活用しようとする者
訓練目標 光の特性と光ファイバの特性を理解し、光ファイバとディジタル通信の融合性と光ファイバシステムの構成と活用方法を習得する。
教科の細目 内容 訓練時間(H)
1.光ファイバ通信の概要 (1)光通信の概要
・通信の3大要素
・光通信の歴史(光ファイバの開発、レーザーの開発)
(2)光ファイバ通信の仕組み、特徴
・仕組み、特徴、発光、受光素子の特徴
(3)光の性質(反射、屈折、臨界角等)
(4)光ファイバの種類、特性
・光伝送(伝搬モード)
・種類(誘電体の材料、伝搬モード、屈折率分布形状による分類)
・伝送特性(各種伝送特性の特徴)
・分散と伝送帯域(モード分散、波長分散、伝送帯域)
・製造方法(VAD法、CVD法)
・接続方法(永久接続、コネクタ接続)
(5)光ファイバ通信に用いられる光ディバイス
・発光素子の特徴(発光ダイオード、半導体レザー等)
・受光素子の特徴(フォトダイオード、フォトトランジスタ)
・発光素子、受光素子と光ファイバの接続
・各種光ディバイスの特徴(光分波器・合成器、光分枝・合流器、光スイッチ等

(6)光通信システムの特徴(送電部、受信部、中継部)
6
2.ディジタル伝送の概要 (1)伝送方式
・ディジタル伝送とアナログ伝送
・多重化の方法
・ディジタル伝送方式
・ディジタル伝送と光ファイバ通信
・PCM通信と信号のディジタル表現
(2)多重通信方式(パルス変調)の分類
・アナログパルス変調
・ディジタルパルス変調
・PCM(パルス符号変調)通信方式
・ディジタル信号の多重化(PCM24等)
(3)ディジタル多重化階梯(ディジタルハイアラーキ)
(4)再生中継方式(等価増幅、同期再生、波形再生)
(5)ディジタル通信と光ファイバ網の実際
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3.光ファイバ通信とマルチメディア (1)光ファイバ通信とマルチメディアの融合 6
4.実習 (1)光ファイバにおける伝送損失(波長損失、曲がり損失、側圧損失、接続損
失)
(2)E/O、O/E変換器の特性
(3)光ファイバにおけるアナログ伝送
(4)PWM、PFM通信の特徴
(5)PCM通信の特徴
・A/D、D/A変換器の特性
・PS/SP変換器の特性
(6)パソコン相互における光ファイバ通信
(7)光多重伝送(双方向通信)
・光分波、光合成器の特徴と利用
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  訓練時間合計 24
使用器具等 スペクトラムアナライザ、白色光源、レーザー光源、E/O・O/E変換器、光ファイバ、発振器、オシロスコープ

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