カリキュラムモデル
分類番号 E316-011-4
訓練分野 | 電気・電子系(E) |
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訓練コース | 線形制御に基づく現代制御技術 |
訓練対象者 | 制御技術を活用する分野の業務に従事し、今後職場のリーダーの役割を担う者 |
訓練目標 | 倒立振子を安定させる制御実習を通して、線形制御理論に基づく現代制御系の設計法を習得する。これによって、制御機器の品質改善やシステム化に関する職務を遂行できる。 |
教科の細目 | 内容 | 訓練時間(H) |
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1.状態空間モデルと伝達関数 | (1)倒立振子を含むいくつかの実制御対象のモデリング (2)DTVEEを用いた物理パラメータの同定 (3)状態空間モデルと伝達関数 |
4 |
2.安定性 | (1)非線形シミュレーションと安定性の概念、漸近安定性と内 部安定性 (2)安定性に関するいくつかの定理 |
4 |
3.可制御性と状態フィードバック制御 | (1)可制御性の定義といくつかの関連する定理 (2)極配置法と最適レギュレータ法 (3)積分型レギュレータの設計 |
4 |
4.可観測性と状態観測器 | (1)可観測性の定義と双対性 (2)全状態観測器 (3)制御器の離散化 |
5 |
5.制御器の実装 | (1)RTWを伺いたCソースコードの生成 (2)倒立振子の安定化実験 (3)DSP−CITの概要 (4)二重倒立振子の安定化 |
6 |
6.確認・評価 | (1)実習の全体的な講評および確認・評価 | 1 |
訓練時間合計 | 24 |
使用器具等 | パソコン、数値解析ソフト、制御シミュレータ、DSPボード、倒立振子及び二重倒立振子 |
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