カリキュラムシート
分類番号 B205-013-A
訓練分野 | 機械系 |
---|---|
訓練コース | 金型の鏡面みがき技法 |
訓練対象者 | 射出成形等の金型製作・保全に従事する技能・技術者等であって、指導的・中核的な役割を担う者又はその候補者 |
訓練目標 | プラスチック金型製作の生産性の向上をめざして、効率化、最適化(改善)に向けた鏡面仕上げ実習を通して、金型表面の表面性状の評価方法、費用対効果に必要な技能・技術を習得する。 |
教科の細目 | 内容 | 訓練時間(H) | うち実習・ まとめ(H) |
---|---|---|---|
1.コース概要及び留意事項 | (1)コースの目的 (2)専門的能力の現状確認 (3)安全上の留意事項 |
0.5 | |
2.金型みがき総論 | (1)高品質鏡面みがき面の維持管理レベル向上の意義 (2)金型みがきの目的、種類 (3)高品質鏡面みがきに至るまでの工程及び加工原理 |
0.5 | |
3.みがき応用法 | (1)金型の部位・形状別のみがきの要点 イ.スプルー・ランナーなどの樹脂流路 ロ.PL面など(ダレないためには) ハ.曲面 ニ.隅部 ホ.穴部 (2)機器によるみがきの要点 イ.回転工具 ロ.超音波工具 ハ.自動みがき装置 |
2 | |
4.みがき作業工程の要点 | (1)作業環境整備の重要性と指導上の要点 (2)みがき作業工程と指導上の要点 イ.スティック砥石の選定法(硬さ) ロ.スティック砥石の成形 ハ.スティック砥石による粗みがきと粒度の選定の目安 ニ.サンドペーパによるみがき作業と粒度選定の目安 ホ.研磨剤によるみがき作業と粒度選定の目安 |
3 | |
5.金型みがき実習 | (1)手作業による鏡面研磨実習・演習 イ.粗みがき、中仕上げ、仕上げ鏡面みがき実習 ロ.各工程における仕上げ面品質計測と作業時間分析 ハ.みがき欠陥判定と対策 ニ.射出成形金型表面状態と離型抵抗の関係 |
11 | 8 |
6.まとめ | (1)質疑応答及び講評 (2)最新みがき技術動向 |
1 | 1 |
訓練時間合計 | 18 | 9 |
使用器具等 | 実体顕微鏡、表面粗さ計、射出成形用金型、サンドペーパ、スティック砥石、研磨剤、白木、プレート、ルーペ、洗い油、研磨液、バイス、組ヤスリ |
---|---|
養成する能力 | 生産性の向上を実現できる能力 |
改訂日 | 2022.08 |