カリキュラムシート
分類番号 B205-006-A
訓練分野 | 機械系 |
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訓練コース | プラスチック射出成形加工技術 |
訓練対象者 | 射出成形等の金型製作・保全に従事する技能・技術者等であって、指導的・中核的な役割を担う者又はその候補者 |
訓練目標 | プラスチック射出成形業務の生産性の向上をめざして、効率化、最適化(改善)に向けた射出成形実習を通して、成形システム全体のサイクルタイムを短縮できる技能・技術を習得する。 |
教科の細目 | 内容 | 訓練時間(H) | うち実習・ まとめ(H) |
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1.コース概要及び留意事項 | (1)コースの目的 (2)専門的能力の現状確認 (3)安全上の留意事項 |
0.5 | |
2.成形における製品コストの削減法 | (1)製品のコスト構成 (2)成形業の3つの形態、4つの状況 (3)短縮すべき4つの時間 (4)削減案の検討 |
1 | |
3.成形サイクルの短縮 | (1)成形サイクルの構造 (2)冷却時間と成形品品質 (3)溶融時間と成形品品質 (4)射出待時間と成形品品質 (5)成形条件によるサイクル短縮の実行 (6)成形実習(一般成形品) イ.現状(サイクル短縮前)の成形の確認 ロ.サイクル短縮の実践 ハ.現在の成形システム(成形品形状、金型、温調、成形機、成形 条件を含む)におけるさらなるサイクル短縮に向けて問題提示 |
9 | 7 |
4.成形サイクルの短縮に向けた改善事項 | (1)成形品形状 (2)金型の温度制御 (3)スクリュ選定 (4)ノズル押付力の動作モードの変更 (5)成形実習(薄肉成形品) イ.現状(サイクル短縮前)の成形の確認 ロ.サイクル短縮の実践 ハ.現在の成形システム(成形品形状、金型、温調、成形機、成形 条件を含む)におけるさらなるサイクル短縮に向けて問題提示 |
5 | 3 |
5.成形サイクルの短縮に役立つ特殊動作 | (1)型開閉とスクリュ回転の同時動作 (2)ランナーレス金型 (3)バルブゲート式ホットランナー金型 (4)確認実習 |
2 | 1 |
6.まとめ | (1)講師講評 (2)まとめ |
0.5 | 0.5 |
訓練時間合計 | 18 | 11.5 |
使用器具等 | 射出成形機、金型(一般成形品)、金型(薄肉成形品)、金型温調機、材料、予備乾燥機 |
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養成する能力 | 生産性の向上を実現できる能力 |
改訂日 | 2021.08 |