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カリキュラムシート

分類番号 A404-013-A

訓練分野 電気・電子系
訓練コース マシンビジョン画像処理システムのための新しいライティング技術
訓練対象者 画像処理・認識技術応用システムの設計・開発関連業務に従事する技能・技術者等であって、指導的・中核的な役割を担う者又はその候補者
訓練目標 画像処理の新たな品質及び製品の創造をめざして、高付加価値化に向けた物体認識の基礎、照明法、S/N、偏光、反射、散乱などライティングに関する実習を通して、マシンビジョン画像処理システムのための新しいライティング技術を習得する。
教科の細目 内容 訓練時間(H) うち実習・
まとめ(H)
1.コース概要及び留意事項 (1)コースの目的
(2)専門的能力の現状確認
(3)安全上の留意事項
0.5
2.照明のパラダイムシフト (1)マシンビジョンによるFA化 (2)人間の視覚と機械の視覚
(3)マシンビジョンにおける照明の役割と機能
1
3.物体認識の基礎とライティング (1)光の性質と物体認識のメカニズム
(2)ライティングシステムの設計パラメータ
(3)色の本質と濃淡抽出     (4)光の感度特性と明るさの考え方
(5)各デモ実験と実験演習
1 1
4.照明法の基礎 (1)直接光と散乱光の特性    (2)直接光の分散と照射立体角
(3)直接光照明法と散乱光照明法 (4)明視野と暗視野での撮像例
(5)各デモ実験と実験演習
2 1
5.S/Nの最適化 (1)最適化パラメータの考え方  (2)平行光と拡散光
(3)LED照明の適合性について (4)平行度の違いによる撮像例
(5)各デモ実験と実験演習
2 1
6.偏光による情報抽出 (1)偏光の考え方と波の式表現  (2)偏光による旋光特性の濃淡化
(3)偏光による直接光と散乱光の分離
(4)各デモ実験と実験演習
2 1
7.反射率・散乱率の最適化 (1)照射光の波長による散乱率の最適化
(2)金属の分光反射特性とその最適  (3)各デモ実験
1 1
8.ライティング (1)LED照明の特徴      (2)ライティングシステムの設計要件
1 1
9.最近の動向 (1)高輝度パワーLED照明の利用
(2)超高輝度マイクロファイバ照明について
(3)放熱技術と照射光の安定性について
1
10.まとめ (1)各実習に対する確認・評価及び講評
0.5 0.5
  訓練時間合計 12 6.5
使用器具等 パソコン、汎用画像解析計測ソフトウェア、画像取り込み用カメラ、各種レンズ、各種LED照明機器
養成する能力 新たな品質の創造又は製品を生み出すことができる能力
改訂日 2021.08

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