カリキュラムシート
分類番号 A403-045-A
訓練分野 | 電気・電子系 |
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訓練コース | マルチコア・プログラム開発技術 |
訓練対象者 | 組込みシステム開発・設計業務に従事する技能・技術者等であって、指導的・中核的な役割を担う者又はその候補者 |
訓練目標 | 組込みシステム開発・設計の新たな品質及び製品の創造をめざして、高付加価値化に向けた高性能マルチコアの動作を理解し、プログラミング実習を通してマルチコアプログラム開発技法及びシステムの最適化のための開発・設計手法を習得する。 |
教科の細目 | 内容 | 訓練時間(H) | うち実習・ まとめ(H) |
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1.コースの概要及び留意事項 | (1)訓練の目的 (2)専門的能力の現状確認 (3)安全上の留意事項 |
0.5 | |
2.マルチコアアーキテクチャの概要 | (1)レジスタセットと命令セットおよび割込みと例外 (2)メモリモデルとコプロセッサ (3)使用するARM Cortex-A9 プロセッサ概要 イ.内部構造 ロ.メモリシステム |
1.5 | |
3.開発技法とプログラミング | (1)アセンブリプログラム イ.ロード/ストア命令、データ処理命令、分岐命令 ロ.プログラム作成実習 (2)キャッシュとメモリ管理 イ.キャッシュ構造とL2キャッシュ ロ.キャッシュ方式と分岐予測器 ハ.メモリマネジメントユニット(MMU)と仮想アドレス ニ.アドレス変換とメモリアクセス制御実習 (3)バリア命令 イ.データバリアと命令バリア ロ.DMB・DSB・ISBの使用実習 (4)キャッシュコヒーレンシ イ.PoUとPoC ロ.スヌープコントローラ(SCU) ハ.実習による動作確認 (5)割り込みコントローラ イ.割り込みの分配及び受付と終了 ロ.割り込みマスクと優先順位 ハ.実習による動作確認 |
7 | 5 |
4.応用課題実習 | (1)マルチコア機能を活用したシステム高速化(チューニング)課題 (2)ボトルネック解析・コーディング (3)動作確認・デバッグ |
2.5 | 2.5 |
5.まとめ | (1)実習の全体的な講評及び確認・評価 |
0.5 | 0.5 |
訓練時間合計 | 12 | 8 |
使用器具等 | 開発用パソコン、シミュレータ |
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養成する能力 | 新たな品質の創造又は製品を生み出すことができる能力 |
改訂日 | 2020.09 |