カリキュラムシート
分類番号 A403-029-A
訓練分野 | 電気・電子系 |
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訓練コース | 組込みシステム開発向けコーディング技術 |
訓練対象者 | 組込みソフトウェア開発業務に従事する技能・技術者等であって、指導的・中核的な役割を担う者又はその候補者 |
訓練目標 | 組込みシステム開発の生産性の向上をめざして、効率化、適正化、最適化(改善)に向けたコーディングルールに基づいたソースコードの作成及び修正する実習を通して、ソースコードの標準化や品質の均一化を行うために必要となるコーディング仕様を作成するための知識や技法を習得する。 |
教科の細目 | 内容 | 訓練時間(H) | うち実習・ まとめ(H) |
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1.コースの概要及び留意事項 | (1)コースの目的 (2)専門的能力の現状確認 (3)安全上の留意事項 |
0.5 | |
2.ソフトウェア品質 | (1)ソフトウェアと品質 (2)ソフトウェア品質 (3)ソースコード品質 (4)コーディング作法/規約 (5)組込みソフトウェア(C言語)コーディング |
1 | 0.5 |
3.信頼性 | (1)領域 (2)データ範囲、大きさ、内部表現 (3)動作保証 |
1 | 0.5 |
4.保守性 | (1)読み手への意識をした記述 (2)誤解を招く記述 (3)シンプルな記述 (4)統一した記述 (5)テストを意識した記述 |
1 | 1 |
5.移植性 | (1)コンパイラ依存 (2)問題のあるコード処理 |
1 | 0.5 |
6.効率性 | (1)資源と時間の効率化 |
0.5 | 0.5 |
7.レビュー | (1)レビューとは (2)レビューの進め方 |
1.5 | 0.5 |
8.総合実習 | (1)テンプレートを利用したコーディング (2)職場を対象にしたコーディングルールの作成 (3)システム仕様書とソースコード確認 (4)品質の確認 (5)レビューの実施 (6)ソースコードの修正と動作確認 |
5 | 4 |
9.まとめ | (1)全体的な講評及び確認・評価 |
0.5 | 0.5 |
訓練時間合計 | 12 | 8 |
使用器具等 | パソコン、プレゼンテーションソフトウェア、C言語の開発環境、マイコンボード |
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養成する能力 | 生産性の向上を実現できる能力 |
改訂日 | 2020.09 |