カリキュラムシート
分類番号 A403-004-A
訓練分野 | 電気・電子系 |
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訓練コース | モデリングによる組込みソフトウェア開発技術 |
訓練対象者 | 電子機器や製造ラインの計測制御システム等の設計・開発業務に従事する技能・技術者等であって、指導的・中核的な役割を担う者又はその候補者 |
訓練目標 | 組込みシステム開発・設計の生産性の向上をめざして、効率化、適正化、最適化(改善)に向けた各種実習を通し、実践的(信頼性、保守性、移植性、効率性)なコーディング、構造化設計手法、クロス開発環境の構築技術を習得する。 |
教科の細目 | 内容 | 訓練時間(H) | うち実習・ まとめ(H) |
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1.コース概要及び留意事項 | (1)コースの目的 (2)専門的能力の現状確認 (3)安全上の留意事項 |
0.5 | |
2.構造化手法による組込みソフトウェア開発 | (1)ソフトウェア開発プロセスのモデル (2)構造化手法の必要性と効用 (3)要求モデリング (4)分析モデリング (5)設計モデリング |
2 | 2 |
3.設計モデリングからの実装実習 | (1)設計手法と基本技法(抽象化、分割とモジュール化など) (2)エントリ関数の役割とスタートアップルーチン (3)国際規格に基づいたプログラミングと実装実習 イ.型、変数、配列(初期化、メモリ配置、適用範囲、命名規則) ロ.演算子(優先順位、評価順序の注意点) ハ.制御文(境界値、処理速度向上、既存アリゴリズムの適用) ニ.関数(構造図、関数名と引数、ヘディング) ホ.ポインタ(アドレスセット、メモリ破壊) (4)プリプロセッサ(多重、条件、マクロ、アーカイブ)実装実習 |
8 | 8 |
4.ターゲットボードへのクロス開発環境構築実習 | (1)クロス開発環境の構築 イ.クロスコンパイルについて (2)ターゲットボードアーキテクチャ及び内蔵モジュール イ.レジスタ、メモリマップ、内蔵モジュールについて (3)デバイス制御実習 イ.コントローラーについて ロ.課題仕様提示 ハ.実装 |
7 | 7 |
5.まとめ | (1)全体的な講評及び確認・評価 |
0.5 | 0.5 |
訓練時間合計 | 18 | 17.5 |
使用器具等 | パソコン、ターゲットボード、コンパイラ、デバッガ |
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養成する能力 | 生産性の向上を実現できる能力 |
改訂日 | 2020.09 |