カリキュラムシート
分類番号 A402-066-A
| 訓練分野 | 電気・電子系 |
|---|---|
| 訓練コース | ディジタルサーボ制御技術 |
| 訓練対象者 | 制御システムの開発・保全に従事する技能・技術者等であって、指導的・中核的な役割を担う者又はその候補者 |
| 訓練目標 | マイコン制御設計／パソコン制御設計の生産性の向上をめざして、効率化、適正化、最適化（改善）に向けたディジタルサーボシステムの最適なコントローラの設計に関するシミュレーション実習（演習）通して、ディジタルサーボ制御技術について習得する。 |
| 教科の細目 | 内容 | 訓練時間（H） | うち実習・ まとめ（H） |
|---|---|---|---|
| １．コース概要及び留意事項 | （１）訓練コースの概要説明 （２）専門的能力の現状確認 （３）安全上の留意事項 |
0.5 | |
| ２．ディジタルサーボシステムとは | （１）ディジタルサーボの概要 |
0.5 | |
| ３．ディジタルサーボ技術に対する取組み方 | （１）連続系コントローラをディジタルコントローラにおきかえる方法 （２）ディジタルサーボ系の動特性確認 |
1 | 1 |
| ４．ディジタルサーボ系の制御要素 | （１）連続系制御対象の離散化 （２）離散系伝達関数 （３）積分と微分のディジタル変換 （４）むだ時間とゼロ次ホールド |
2 | 1.5 |
| ５．サーボ系の動特性計測と安定性評価 | （１）ディジタルサーボの安定理論と判別法 （２）安定性に関する演習と実験 |
3 | 2 |
| ６．サーボ系の動特性と補償技術 | （１）コントローラの方式 （２）位相進み補償 |
2 | 1.5 |
| ７．ディジタルサーボの現実問題と改善技術 | （１）サーボ系の応答速度とサンプリングタイムの影響 （２）ゼロ次ホールド及びむだ時間の影響 （３）量子化誤差がサーボ系におよぼす影響 |
2.5 | 1.5 |
| ８．まとめ | （１）実習の全体的な講評及び確認・評価 |
0.5 | 0.5 |
| 訓練時間合計 | 12 | 8 |
| 使用器具等 | パソコン、サーボ制御装置（ＤＣサーボモータ）、サーボ駆動装置、シミュレータ、数値解析ソフト |
|---|---|
| 養成する能力 | 生産性の向上を実現できる能力 |
| 改訂日 | 2022.08 |