カリキュラムシート
分類番号 A402-013-A
訓練分野 | 電気・電子系 |
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訓練コース | 技術者のためのプロセス制御 |
訓練対象者 | 製造業の自動化システム・計測制御システムの設計・開発等業務に従事する技能・技術者等であって、指導的・中核的な役割を担う者又はその候補者 |
訓練目標 | マイコン制御設計/パソコン制御設計の生産性の向上をめざして、効率化、最適化(改善)に向けた、各種プロセス計装システムをモデルとしたシミュレーションおよびのPID演算の組込み実習を通して、プロセス制御で利用されるPID制御等の古典制御系の設計・開発技術を通して習得する。 |
教科の細目 | 内容 | 訓練時間(H) | うち実習・ まとめ(H) |
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1.コース概要及び留意事項 | (1)コースの目的 (2)専門的能力の現状確認 (3)安全上の留意事項 |
0.5 | |
2.制御系システム特性の表現方法 | (1)ラプラス変換と制御系システムの伝達関数の表現法 (2)周波数伝達関数の表現方法と周波数特性解析 |
2 | 0.5 |
3.制御系システム要素 | (1)比例要素の性質 (2)積分要素(1次遅れ要素)遅れの要素の性質 (3)微分要素の性質 (4)むだ時間要素の性質 (5)2次遅れの要素の性質 |
3 | 1 |
4.ブロック線図 | (1)システムのブロック線図による表現方法 |
1 | 0.5 |
5.シミュレーション解析 | (1)数値解析シミュレータの構成 (2)ステップ応答及びインパルス応答法 (3)周波数応答法 (4)ナイキスト線図/ボード線図による制御系システムの安定判別法 |
5 | 2.5 |
6.PID制御の概要 | (1)PID制御シミュレーション (2)PID制御のゲイン余裕と位相余裕算出法 イ.P制御、PI制御、PID制御の動作特性 |
3 | 2 |
7.PIDシステムのチューニング | (1)ステップ応答法による制御対象(プロセス)の伝達関数の作成 イ.実習用恒温槽と温度センサ ロ.温度調節コントローラの概要 ハ.ステップ応答法による恒温槽システムのモデル算出 (2)最適なPIDパラメータ算出(CHR法と限界感度法) イ.CHR法によるPIDパラメータの算出 ロ.恒温槽のPID温度計測 (3)シミュレーションによる検証 (4)実際のH/W、S/WへのPID演算の組込み |
3 | 3 |
8.まとめ | (1)実習の全体的な評価及び確認・評価 |
0.5 | 0.5 |
訓練時間合計 | 18 | 10 |
使用器具等 | PID温度調節器、恒温槽、熱電対、シミュレーションソフト、パソコン |
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養成する能力 | 生産性の向上を実現できる能力 |
改訂日 | 2022.08 |