カリキュラムシート
分類番号 A301-017-A
| 訓練分野 | 電気・電子系 |
|---|---|
| 訓練コース | Ｓパラメータ解析による高周波回路技術 |
| 訓練対象者 | プリント基板設計、高周波回路設計開発に従事する技能・技術者等であって、指導的・中核的な役割を担う者又はその候補者 |
| 訓練目標 | アナログ回路設計の生産性の向上をめざして、効率化、適正化、最適化（改善）に向けた高周波シミュレーションと各種回路の測定・評価を通して、高周波回路設計技術を習得する。 |
| 教科の細目 | 内容 | 訓練時間（H） | うち実習・ まとめ（H） |
|---|---|---|---|
| １．コース概要及び留意事項 | （１）コースの目的 （２）専門的能力の現状確認 （３）安全上の留意事項 |
0.5 | |
| ２．電磁波帯域とその取り扱いと伝送理論 | （１）高周波と電磁波帯域 （２）電磁波の反射と反射係数 （３）定在波と反射係数 （４）Ｓパラメータ （５）分布定数線路 |
1 | |
| ３．高周波活用事例 | （１）高周波回路の分類 （２）回路素子の設計と活用例 （３）能動素子の設計と活用例 |
1 | |
| ４．各種の伝送線路 | （１）各種線路 （２）同軸線路及びコネクタの特性と評価 （３）伝送線路の設計および特性と評価 |
2 | 2 |
| ５．総合実習 | （１）実習課題の仕様 （２）回路・電磁界シミュレーションによる回路設計と実習 イ．フィルタ回路設計 ロ．整合回路設計、ローノイズアンプ回路設計 ハ．アッテネータ回路設計 ニ．ミキサ回路設計 （３）高周波回路測定、特性と評価 イ．フィルタ回路の測定と評価 ロ．アッテネータ回路の測定と評価 ハ．整合回路の測定と評価 ニ．伝送線路の位相特性の測定と評価 （４）性能の検討および改善 イ．製作回路の問題点の抽出とその解決方法の考案 ロ．製作回路の特性を改善する方法の検討 ハ．製作業務の改善・効率化 |
6.5 | 6.5 |
| ６．まとめ | （１）実習の全体的な講評および確認・評価 |
1 | 1 |
| 訓練時間合計 | 12 | 9.5 |
| 使用器具等 | ネットワークアナライザ、スペクトラムアナライザ、信号発生器、オシロスコープ、高周波回路モジュール、回路シミュレータ、電磁界シミュレータ |
|---|---|
| 養成する能力 | 生産性の向上を実現できる能力 |
| 改訂日 | 2020.09 |