4/2018
35/36

 朝晩の冷え込みが日増しに強くなり,マスクをつけている方を多く見かけるようになりました。また,インフルエンザにおびえる日々が始まりますね。予防対策を万全にして乗り切りましょう! さて,今号の特集は,「ものづくり人材の育成に向けた取り組み」についてでした。愛知障害者校の前島氏には,平成29年度職業能力開発論文コンクールにおいて厚生労働大臣賞(入選)を受賞された論文を,本誌向けにまとめていただきました。実は校正の途中で本稿にも登場される方が,今年のアビリンピックにて金賞に輝いたとの知らせが入り,すぐさま記事に反映いただきました。次年度の技能五輪への挑戦,陰ながら応援しています!また,中国能開大の豊田氏には,高校生ものづくりコンテストへの取り組みについて投稿いただきました。実は豊田氏とは中国能開大にて同僚の時期があり,また,PTUフォーラム2018における職業能力開発研究発表講演会にて発表されることを知り,投稿依頼をさせていただきました。引き続き,中国能開大の取り組みには注視していきたいと思います。最後に,人間中心設計推進機構の早川氏には,貴機構認定の人間中心設計専門家を軸に,ユーザー目線でのものづくりについて投稿いただきました。使いやすいものをつくるには「使いやすさの専門家」が必要。深く納得させられました。 特集以外では,フィリピンの職業教育の現状について,サンカルロス大学の松浦氏に投稿いただきました。私が本誌の編集にかかわってから初めての「海外情報」となります。日本にいながらこういった有益な海外情報を得られることに深く感謝いたします。課題はたくさんありますが,フィリピンに確固たる職業教育システムが構築されることを切に願います。 平成31年の「技能と技術」誌の表紙を飾る表紙デザインが決定しましたが,いかがでしたでしょうか?次号では最優秀賞を受賞された齊藤氏と指導された先生の声を本誌でお届けする予定です。 最後になりますが,平成31年の特集テーマが決定しました。本誌1号(3月発行)の特集は,「職業訓練への期待と成果」です。多様な職業訓練の成果を取り上げるテーマとなりますので,この機会にぜひ皆様の取り組みを,本誌を通じてご紹介ください。ご投稿をお待ちしております!【編集 鎌田】掲 載 2018年12月編 集 独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構 制 作 システム印刷株式会社 職業能力開発総合大学校 基盤整備センター企画調整部 企画調整課〒187-0035 東京都小平市小川西町2-32-1 〒191-0031 東京都日野市高幡1012-13 電話 042-348-5075電話 042-591-1411本書の著作権は独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構が有しております。職業能力開発技術誌技能と技術4/2018編集後記

元のページ  ../index.html#35

このブックを見る