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図9 電気分野の競技結果図12 サービス・ファッション分野の競技結果図10 電子情報分野の競技結果図11 建築・建設分野の競技結果8人/個を超えてしまった。他方,図8の機械分野・金属系では,上位の茨城県から広島県において,有効動員数が2人/個以下となっている。このことは,たとえ1人の派遣であっても受賞の可能性が非常に高いことを意味する。したがって,これら4県の青年技能者の技能レベルは卓越していると受け止められる。図9の電気分野の結果を見ると,兵庫県と福岡県は派遣人数がそれぞれ2人と少ないものの,全員が入賞するという快挙を成し遂げた。また,図10の電子情報分野の棒グラフの結果は,きれいに序列化されて現れたが,有効動員数を見てみると全分野中で最もばらつきが少なく安定していた。これは,同図の9都府県の選手間に大きな技能レベルの差がないことを意味していると思われる。図11の建築・建設分野では栃木県が奮闘して第1位となったが,その有効動員数は東京都と並んで本分野中で最も多くなってしまった。図12のサービス・ファッション分野では,有効動員数に大きなばらつきが現れた。特に,栃木県,東京都,新潟県,沖縄県,広島県の5県は,有効動員数が3人/個を超えている。このため,次回の全国大会(沖縄県大会)に向けて本分野への対策を考えるべきであろう。今回実施された42職種のうち,職業能力開発総-30-4.競技運営に係る支援体制について

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