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か。何人のスタッフで,何人の住民さんの面倒を見て居られるのでしょうか。A5:世帯数が30世帯で,人数は75人。それに対して福祉系のスタッフの方は,4グループになっていて,ローテーションで,週に1回位ずつ,交代でここの施設に入っています。他の仕事もやりながらですので……。Q:他に本業の仕事があるんですね。A:そうです。Q:幾つもの施設を,何人もで面倒みているから,シフト制でやっているんですね。A:そうですね。何人もで入っているので……。Q:こういう流れの中で,シフト制の方が上手く業務が流れますか。A:と言うよりも,週に1回位しか,私たちも手持ちの業務から抜けられないので……。体制が変わった勢もあるんですけれど。前年度は,週に2回とか多い時には3回とか来てた時もありました。顔見知りには成れたと思うんですよ。Q:皆さんが落ち着いたと言う感じですか(震災から1年9か月後)。A:そうですね。みなさん声を掛けて下さるので。Q6:自分の体や健康面の管理は,どの様に為されていますか。A6:健康管理まではアドバイザーの方で管理し切れていないと言うのが現実だと思うんですけれど,各自自分で自主的にやられたりとかです。あと市の保健師さんが訪問して下さってますので。半月に一回位で来てくれます。そして,問題の有りそうな人には,皆担当が決まっています。高齢者の多いゾーンでは,今全体の半分から三分の二位の方々が,高齢者で担当が決まって居る対象の方々ですね。(震災から,1年9カ月が経って,若い自力で再出発出来る方々は,既にもう退去されて,残って居る方々は,比較的にご高齢の方々が多い状態)。Q:保健師さんは,今何人位いらっしゃるんですか。A:3~4人位ですね。Q:その保健師さんが,看てくれているんですね。-24-A:高齢者は,高齢者福祉課からの保健師の方が看ているんですよ。そして,もう少し若くて病気がある方は,保健センターからの保健師の方が看て居ます。Q:それは災害時だからと言うことでは無しに,通常の生活の中で看てもらっている姿に近いですかね。A:避難所の時に面倒を看てくれていた保健師さんが,ここの仮設住宅に移って来ても看て下さっていると思います。震災が無ければ,各地域の担当が付いているのでは無いと思うんですけれども……。Q:それが計画されていると言う。A:市の健康相談と言うのもあるので,そこでも不安のある方が相談に見えたり……。Q7:就職支援などに結び付ける例は有りますでしょうか。A7:一人いらっしゃいますね。未だですけれども。その方は,御病気もあるので,職業を紹介する窓口へ,一緒に行ったりしている最中です。Q:そうなんですね。A:去年なんかは,震災で仕事が無くなった方に,求人のお知らせを渡したりしていました。東北の様に,働いていた会社も無くなってしまったと言う様な方は,ここには余り居られないと思います。街に行けば,会社もありますし。Q:そうですね。A:50代,60代の女性の方々で,パートの仕事がないかなぁ,と言う相談はあります。Q:それはどうするんですか。A:それに対しては,求人を探して,それをお渡しする位はしています。新聞もとっていないのと,とっている人も少ないので,求人広告も見れないので。Q:日常の当たり前の環境が整っていないですね。コンピューターのインターネットなんか,使える所ってあるんですか。A:ここの集会室に来てもらえれば,私たちのコンピューターなんか使ってもらえるんですけれども。新聞も,求人欄が見られるようにとってはい

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