4/2016
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図3 バドミントンロボット図4 エコロボットとプロペラ図5 ハイブリッドロボットドバイスをいただきビデオ撮影を行った。第2次ビデオ審査で半分以上のチームが落選し,20チーム程度まで絞り込まれ,6月頃に開催される本戦への出場チームが決定される。4.1 NHK学生ロボコン2015のテーマNHK学生ロボコン2015のテーマは,バドミントンのダブルスをモチーフにしている。2台のロボットが,互いに協力し,シャトルを打ち合うことが競技課題となる。競技時間は3分間,赤チームと青チームの対戦形式で5点先取したほうが勝利となる。ダブルスなので1チーム2台のロボットを作製する。ロボットは自動でも手動でも構わない。また,通常のバドミントンと違うところは,ラケットは接触しない限り何本でも持て,サーブを入れるエリアが小さいことぐらいである。4.2 NHK学生ロボコン2016のテーマNHK学生ロボコン2016はエネルギーをテーマとして競技課題が設定された。エコロボットとハイブリッドロボットと名付けられた2台のロボットを作製する必要がある。ハイブリットロボットは自動でも手動でも構わないが,エコロボットは自律型ロボットである。-26-エコロボットは自走するためのアクチュエータを搭載できず,エコロボットを動かすのはハイブリットロボットからの風力,磁力,光などのエネルギーを使って,直接触らずにエコロボットを動かす。競技課題は,図4のとおりエコロボットにプロペラを載せて3つのゾーンを越えていき,エコロボットが3つのゾーンをクリアしたあと,ハイブリッドロボットはプロペラをエコロボットから受け取り,図5のとおりポールを登って頂上にプロペラを取り付けてゴールとなる。競技時間は最長3分間,赤チームと青チームの対戦形式で行われ,早くプロペラを取り付けた方が勝利となる。4.競技の内容

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