3/2016
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競技会は競技規則,時間が明確に定められている。結果を残すためには相当な労力が必要であり,学生の頑張りに期待したい所ではある。しかし,最近の学生の風潮として困難なこと,手間がかかることは避ける傾向があり,こちらが期待した様に動かないケースもある。一方的に指示を出すのではなく,指導員も同じチームの仲間として的確にアドバイスをし,困っているときは作業を手伝い,結果を残すために共に協力し楽しむ。この姿勢が信頼関係を築き,学生に行動力,自信,積極性,主体性を育むことにつながると思う。平成17年に省エネ電動自動二輪車に参戦して以来,11年間連続して競技会へ参加できたことは貴重な経験であり,指導員としても成長でき,技術・技能の幅が拡がったと思う。今後とも,滋賀職能大では継続して大会参加を続けて行きたい。-13-8.おわりに

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