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<参考5> 新規学卒(平成23年3月卒)就職者の在職期間別離職率<参考6> 新規高校卒業者の事業所規模別卒業 3年後の離職率及び産業分類別(大分類) 卒業3年後の離職率<参考文献>(資料出所)厚生労働省職業安定業務統計(資料出所)厚生労働省職業安定業務統計5.2  検証結果<参考5>に示す厚生労働省職業安定業務統計では,平成23年3月卒業者の卒業3年後の離職率が中学卒64.8%,高校卒39.6%,大学卒32.4%となって-33-1)「港湾雇用安定等計画の施行状況等について」 平成25年厚生労働省 職業安定局 建設・港湾対策室の資料いる.また,新規高校卒業者の事業所規模別及び産業分類別(大分類)卒業3年後の離職率は,<参考6>のとおりである.これらの数値と比較すると,港湾分所修了者の離職率10.9%(定着率89.1%)は極めて良好であり,さらに,調査対象事業所において,1期生からこれまでの採用者293人の離職率31.4%(定着率68.6%)も驚くべき数値である.港湾分所が担う職業訓練は,地域の港湾運送関連の事業所と密接なつながりを保持し,これらの事業所の期待に応えながら,中核人材を確保・育成する面で多いに貢献している現状が数値で検証できた.加えて,引き続き港湾分所において,事業所の声を踏まえつつ,継続的により効率的な訓練実施の要望が把握できた.今回のアンケート調査実施に当たって,計画に基づき,事業所等へ協力依頼や訪問調査を行った職員及び調査に快くご協力いただいた事業所等の皆様方に御礼申し上げる.この調査結果から,港湾分所の業務に携わる職員として,引き続き大阪港湾業界をはじめ大阪府民の皆様方の負託に応えるよう訓練の品質向上に努める決意を再確認したところである.今後も,荷役機械の技術革新の進展等の大阪港湾労働を取り巻く環境の変化等をタイムリーに捉え,訓練に的確に反映するよう心掛けつつ,引き続き,港湾運送関連事業所及びハローワーク,高校等関係機関との信頼関係を発展させるとともに,港湾分所の運営に関する皆様方のご理解,ご支援及びご協力をお願いしたい.6. 最後に

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