表4 修了者に対する事業所の評価＜調査結果３＞①現在の訓練内容でよいが10社（訓練内容の表5 修了者を採用した事業所の満足度表６ 港湾分所の必要性さらに，自由記述による事業所の主な評価コメントも次のとおり良好であった．①港湾業界に必要な免許，資格，修了証を取得しており，技能及び知識を習得している．②安全面を重視した動作が身についている．（安全確認，チェック等）③最初は手元作業ですが，機械の基本知識を習得しているため，一般の人より業務に就くと早く習得できる．④基本ができており，即戦力となっている．危険予知についても優秀である．4.4 訓練内容に対する事業所の評価訓練内容の評価は，「現在の内容でよい」が10事業所（83.3％）と最も多く，さらに，１年訓練から２年訓練へ延長する要望が１事業所あった．また，今後，修了者に追加訓練を受講させたい事業所は，＜調査結果３＞のとおり４事業所（33.3％）で，その訓練内容は，船内作業主任者，大型けん引免許等の資格関連であった．満足度83.3％（10社÷12社））であった．②訓練内容に関する要望は，次のとおりであった．・大型トラックやけん引の訓練の追加・危険予知訓練の強化や社会で通用する精神 力・忍耐力を養う訓練・１年訓練から２年訓練へ延長③追加訓練を受講させたいが４社（33.3％（４社÷12社））で，受講の必要性を感じないが８社であった．－31－④ 追加したい訓練内容は，次のとおりであっ⑤追加訓練の必要性を感じない理由は，次の4.5 修了者採用に対する事業所の満足度修了者を採用した事業所の満足度は，表５に示す「⑥修了者を採用して満足している」のとおり100％であった．さらに，自由記述による事業所の主な評価コメントは，次のとおり良好であった．①入社後も目標を持って従事している．②訓練修了者は，高校新卒と比べ職場に必要な能③規律正しく，無遅刻・無欠勤である．港湾作業4.6 事業所にとって港湾分所の必要性港湾分所の必要性は，表６のとおり全ての事業所が「①大いに必要」及び「②必要」との回答であった．さらに，自由記述による港湾分所が必要な主な理由は，次のとおりであった．た．・資格取得関係（船内作業主任者，大型けん 引免許，倉庫主任管理者，運行管理者）・新たな職業能力関係（天井クレーンのメン ナンス，電気工事）とおりである．・職場の実践的なスキルを習得する段階であ り，研修を受けさせる時期ではない．・現在の分野・内容で満足している．力を有し，入社後の就労意欲も高い．の基本ができている．
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