2/2015
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<参考2> 6大港における港湾運送量の推移<参考3> 6大港における港湾労働者数及び就業形態別就労状況の推移表1 直近3年間の修了者数及び調査対象の修了者数-29-港湾分所の訓練修了者が修了後就職した事業所における定着状況等を把握するため,事業所アンケート調査を平成26年11月に実施した.この調査の主な調査項目は次のとおりである.(1) 事業所の概要(2) 訓練修了者に関する調査(3) 港湾分所及び訓練内容に関する調査(4) 事業所の満足度に関する調査調査は,直近3年間(平成24年3月修了者26人,平成25年3月修了者26人,平成26年3月修了者29人)に港湾分所を修了した81人のうち,調査対象とした64人が就職した12事業所に対して行った.(表1を参照)この調査対象修了者数は,全体の79.0%である.4.1  訓練の実施状況昭和49年の訓練開始以来の入所者数及び修了者数は,表2及び<調査結果1>のとおりである.昭和49年4月から平成25年4月までの40年間の(①修了者の年齢,性別,②直近3年間の修了者の職務内容,③修了者に対する事業所の評価)(①内容の評価,②今後,修了者に追加受講させたい訓練内容,③港湾分所の必要性)(①修了者採用の満足状況,②今後の修了者採用希望の有無,③これまで採用した修了者数及び現在の在籍者数) 2. 港湾労働者の雇用の動向3. 調査の実施概要4. 調査結果2.1  港湾運送量の動向6大港の港湾運送量は,<参考2>のとおり景気の低迷による落込みはあるものの,現在は増加傾向である.船舶積卸量では,平成22年度が661百万トン,さらに,平成23年度が668百万トンとなっている.さらに,6大港の船舶積卸量に占めるコンテナ貨物の割合も同様に上昇傾向であり,平成22年度が68.4%,平成23年度が68.9% となっている.2.2  港湾労働者の雇用動向6大港の常用港湾労働者数は,<参考3>のとおり荷役量の増加及び港湾労働者の企業常用化の促進により,緩やかな増加傾向である.平成23年度の常用港湾労働者数が32,737人,平成24年度が32,619人となっている.

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