1/2015
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■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ff ■■■■■■■■ff■■■ ■■■■4.5    4.0    3.8    3.4    3.6    3.7    3.7    3.5    3.5    3.0    3.0    2.5    2.0    1.5    1.0    0.5    0.0    ■■■■■■■■4.1    ■■ff■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■3.9    4.0    4.0    3.9    4.2    3.6    3.6    ■■ff■■■■■■図2 アンケート結果技能と技術 1/20154.平成26年度のコース設定と設定の考え方5.「職業能力基礎講習」の進め方について 平成26年度は,前期(4~9月)にセンターアンケートで要望の高い内容をセミナーとして行うこととした。また,後期(10~3月)については前半のセミナー等の実施状況や巡回確認の状況を踏まえて,10月に1回,コース設定をすることとした。 平成26年7月に実施したケース会議において,受講者満足度が高い実施機関について「クラスの雰囲気づくり」がうまくできているとの指摘があったことから,雰囲気づくりに役立つ方法を提供するセミナーを企画することとした。 また,センターアンケートにおいて,サポート講習は「どう実施する? 職業能力基礎講習」「円滑なクラス運営のポイント」のニーズが高くなっていたが,この2コースの内容は「職業訓練サービスガイドライン研修」の中で対応することとされたことから,「ケーススタディで学ぶ就職支援」を実施することとした。これは平成25年度に実施した「就職支援対策ワークショップ」の内容を踏まえたもので,ケースによる対応策を検討することが現場の問題解決力を高めるのに適していると考えたためである。 平成26年度のコース設定は次のとおりである。5月 ビジネスマナーと行動改善支援のために6月 ワークガイダンス講師育成講座7月 フリートーク会(公的職業訓練) 設定からマネジメントまで,コースの実施を総合的にとらえ,改善するためには「職業訓練サービスガイドライン研修」が活用できる。また,職業能力基礎講習の準備と就職支援との連携を考えるために「ワークガイダンス講師育成講座」が便利である。 平成26年度から島根県でも実施することとしているサポート講習は,就職支援,発達障害等,個人情報管理等のコース運営に役立つ内容を,テーマごとにノウハウとして伝えるメニューが整備されている。 島根センターにおいてオリジナルセミナーとして設定することとしたのは,課題となっている「職業能力基礎講習」の講座の個別実施に係る内容,テーマに沿った講習の効果的な実施に関するノウハウ伝達が必要と思料したものである。 経営ビジョンやコース開発のコンセプトづくり,マネジメントの体制整備などは,「職業訓練サービスガイドライン」や「ISO29990」などによるとしても,求職者支援訓練の個別の支援を具体的にどう展開していくのかは,目前の課題となっている。 実施機関の体制を考えても,豊富に人材が配置できるところより,同じ人材が複数の機能を受け持つほうが一般的である。大手の民間教育機関は別にして,求職者支援訓練を支える多くの実施機関は,少ない人数の中でさまざまな仕事を兼務している状況がある。 「ワークガイダンス講習」のテキストや指導書は充実した内容となっており,準備して講座に臨める環境があれば,「職業能力基礎講習」を効果的に実施できるであろう。しかし,他の業務と兼務して準備をするのは,担当者にとって大きな負担となっているのではないだろうか。9月 求職者支援訓練サポート講習   ケーススタディで学ぶ就職支援10月  みんながワクワクする雰囲気づくりセミナー(ワクワクセミナー)11月 職業訓練サービスガイドライン研修(1回目)12月 職業訓練サービスガイドライン研修(2回目)-20-

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