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5.まとめ本誌をご覧いただいている教育・訓練機関等所属の方で、「4.電気系教育・訓練機関の学生との交流事業」に興味を持たれた方がいらっしゃいましたら、全日電工連事務局までご連絡いただければ幸いです。【全日電工連 事務局】〒105−0014東京都港区芝2−9−11 全日電工連会館TEL:03−5232−5861 FAX:03−5232−6855MAIL:zennichi@znd.co.jpURL:http://www.znd.or.jp工連配下の組織である全日電工連全国青年部協議会(60名)が,関東甲信地区の電気科工業高校の校長先生および教員(23名)と意見交換会を実施した。 事業実施に当たっての課題点等を意見交換し,工業高校の進路方針や就職の実情,学校とのアポイントの取り方などの情報を得ることができた。 特徴的な意見としては,「学生だけでなく若手の教員は,資料の中でしか電気工事の現場を知らない例がある」といったものがあった。この事業により,学生のみならず若手の教員の方々とも交流を深めることができれば,電気工事業界にとってより有意義であることが浮き彫りとなった。 また,「社会人としての先輩の方々とコミュニケーションを図れることは,今後社会に出ていく学生たちにとっても大きなメリットとなる」といった学校側のメリットも,うかがうことができた。 この事業は,継続事業として今年度以降も実施していく予定である。1人でも多くの電気科関連の方(教員・学生)に電気工事業をアピールしていきたい。 電気工事業界は,人材不足・後継者不足が喫緊の課題として,重くのしかかっている。特に全日電工連に所属する中小の電気工事会社には逼迫した問題である。 今後,電気工事技能競技全国大会については,隔年ごとに開催,電気系教育・訓練機関の学生との交流事業については,継続事業として実施していく予定である。掲題の『若者に魅力ある電気工事業の理解促進』を図る契機として,注力していきたい。(なお,両事業の実施後の結果報告等については,次号(通巻第279号(1/2015))を予定しています。)技能と技術 4/2014-40-

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