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7.就職情報の提供とコミュニケーション6.就職対策特別講座の実施8.選択と集中のために 就職対策特別講座は一般の授業科目終了後,希望する学生に対して行うものである。 1講座90分程度で,履歴書・エントリーシート対策,就職情報サイト活用法,面接対策,自己プレゼンテーションなど,要望の高い講座を実施するものである。 基本的な対策の上にたって,職業大応用課程のカリキュラムの特色を前提に自ら主体的に考え,まとめ,アピールする実践面に重点を置いた対策を行う。 時間外の講座であるため,出席者は対象者全体の3割程度であるが,まずはやる気のあるグループの活動を活性化し,活動の雰囲気を創出するねらいで実施している。 本講座から個別相談の活用につながることを期待している。 就職情報について継続的に提供することが求められる。就職情報サイトが浸透しており,就職活動生はほぼ登録をしている。本年度も就職情報サイトの運営企業から講師を招き,情報サイト活用講座を開催している。 しかし,「3.就職活動のとらえ方と留意点」ですでに述べたとおり,これだけでは情報が十分とは言えない。企業団体や公的な機関が実施する面談会などの情報や就職活動生の抱える課題へのヒントの提供など,就職支援担当者と学生とのコミュニケーションの活性化をどう図っていくかという課題がある。 本年度は試行的に無料で活用できるTwitterを活用し,就職講座や面接会情報,履歴書や面接に必要な情報などをタイムリーに提供していく試みを実施している。 また,集合講座や相談業務で気がついたポイントなどについて,一般化した形で情報提供を行っているところである。 戦略・マーケティングでは選択と集中という考え方がある。 人,もの,金,情報といった資源を効果・効率的に集中投資し,大きな成果を回収しようという考え方である。魅力ある職業訓練について3図4 ジョブ・カード様式3図5 平成24年度 就職対策特別講座実施希望アンケート-21-

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