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4.面談会の実施3.学生の参加準備図1 就職希望者リスト技能と技術 1/20134.1 当日の進行写真1 校長説明図2 面接会スケジュール剣さがより高まると期待した。 企業募集については,TAMA協会が会員企業に参加を募り,定員として想定していた上限の6社から参加申し込みを得た。 申し込み連絡票にあわせて,求人票の添付もお願いし,学生に面談会実施1週間前に情報提供することとした。 申し込み連絡票には,希望する学生の整理番号を記入し,指名された学生にはあらかじめ指名されている旨を伝えた。指名された企業のブース面談を必ず受けるように当該学生に指示した。 説明会実施の1週間前に,学生に事前説明会を開催し,趣旨や進め方などについて説明をした。 面接試験で学校での学習内容などの説明を求められることも多くあるとの報告を就職活動生から得ていたため,採用企業の興味関心の高い課題について,あらかじめまとめて説明するように,準備を進めることとした。 参加に当たっては,学生が取り組んでいるワーキンググループ学習の課題をまとめ,企業に説明するための準備をすることとした。 これには希望者を募ったが,課題学習を取り組む学生は全員希望し,予想以上に学生の意識が高いことが確認できた。 さらに申し込み時に企業から送付された求人票も学生に提示・ホームページ等で事前調査をして臨むこととした。 エントリーシートに代えて,あらかじめ志望動機・自己アピールを除いて作成した履歴書を参加企-18-業数分のコピーを準備して当日に臨んだ。 今回の面談会では場所の提供というより「場」の創造が重要と考えた。 すなわち,話しやすい雰囲気や話す環境いかに作りだすかが,ここでのテーマとなる。 当日は13時から職業大校長の古川勇二のあいさつ,学校紹介からはじまり,続いて学校案内を行った。 当初24名の申し込みがあったが,実施日までに他社への内定があった学生がキャンセルしたこともあって,当日は20名の学生が参加した(関東職業能力開発大学校付属千葉短大校と職業大小平校のOBを各1名含む)。 この学校案内では,各実習場で参加予定の学生があらかじめ会場に課題成果機器やパネル,資料を準備し,巡回する参加企業の採用担当者に説明を行うというものである。 5分程度の限られた時間の中で,必要な情報をまとめて説明することは学生にとっても,経験を整理発表する学びの場となったようである。

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