1/2013
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表4 空気圧制御システムのFMEA⑵故障モードコンプレッサが動作しないため、圧縮空気が供給されないので入力P1発生せず。破損箇所より、圧縮空気が漏れるので入力P1発生せず。破損箇所から圧縮空気が排出され、入力P1が発生せず。破損箇所より、圧縮空気が漏れるので入力P1発生せず。破損箇所から圧縮空気が排出され、入力P1が発生せず。弁体が閉じた状態では、圧縮空気が流れず、入力P1は発生せず。弁体が開いた状態で、圧縮空気が排出されており入力P1が発生する。フィルタエレメントが90%以上塵埃などで、目詰まりしたら入力P1は発生せず。ハンドルを回しても圧力調整ができず、設定圧力値が0MPaであれば、主弁が閉じているので圧縮空気は通過できないので入力P1は発生せず。ハンドルを回しても圧力調整ができず、空気圧制御システムで必要な設定圧力値であれば入力P1は発生し続ける。ハンドルを回しても圧力調整ができず、設定圧力値が低い値であれば、入力P1は発生する。破損箇所から潤滑油が漏れ、圧縮空気漏れによる圧力低下が発生する。シリンダ前側から排気される圧縮空気が排気ポートからマフラを通るときごみ詰まりにより排気できないので出力P0発生せず。ソレノイドが励磁できなくスプールが動作しないため、圧縮空気の流れる方向が切換わらないので、出力P0発生せず。ソレノイドが励磁されスプールが動作した場合ばねは伸びた状態で出力P0を生じ、ソレノイドの励磁がOFFされたときスプールが自動復帰できなくなり、圧縮空気の流れる方向が切換わらないので出力P0が発生した状態で停止する。ソレノイド非励磁状態:ソレノイドが励磁されても、スプールが固着して圧縮空気の流れる方向が切換わらないので、出力P0発生せず、ソレノイド励磁状態:ソレノイドが非励磁になっても、スプールが固着して圧縮空気の流れる方向が切換わらないので、出力P0発生し続ける。シリンダ前側から排気される圧縮空気が排気ポートからマフラを通るときごみ詰まりにより排気できないので出力P0発生せず。圧縮空気がチューブ内に入っても、ピストン固着しているので出力P0発生せず。圧縮空気注入状態では出力P0は発生しつづける。空気の圧力、流量が不足して動作が鈍い。破壊箇所から圧縮空気の漏れ、出力P0発生せず。空気圧機器(コンポーネント)電源停止コンプレッサモータ故障アフタークーラ容器の一部破損ドレンセパレータボウル部破損タンク本体破損ドライヤ冷却器破損安全弁操作部のはずれフィルタフィルタエレメント目詰まりレギュレータ調整バネ折損ルブリケータボウル破損マフラごみ詰まりソレノイド焼損バネ折損電磁方向制御弁スプール固着流量制御弁ごみ詰まりピストン固着エアシリンダロッドパッキン割れ割れ箇所から圧縮空気の漏れ、割れの大きさによっては、P0は発生するが圧縮チューブ破壊(外国文献調査例 約60例、および実施例220件)技能と技術 1/2013(方向制御弁入力またはシリンダ出力P0への影響の仕方)-14-影響度

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