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5.就職対策 ⑶ 障害者向け日本版デュアル型訓練コース 職業能力講座と集合訓練の後,知識の応用・定着を図るための職場実習までを一体的に行う訓練コースで,訓練期間は職業能力講座が4日,集合訓練が3ヵ月,職場実習が1ヵ月です。訓練時間は約80時限です。(例:オフィスワーク実践科 WEBデザイン基礎科など) ⑷ e−ラーニングコース 職業能力開発施設への通所が困難な重度の障害がある方等を対象に在宅就業に向けインターネットを活用しIT技能等を身につける訓練コースで,訓練期間は4ヵ月です。(例:ビジネスパソコン実践科) ⑸ 在職者訓練コース(e−ラーニングコース) 現在,在宅就労している方で,職業能力開発施設への通所が困難な重度の障害がある方を対象に,インターネットを活用しスキルアップを目指す訓練コースで,訓練期間は3ヵ月です。(例:OAスペシャリスト科(Excel実務コース・Word実務コース)) ⑹ 特別支援学校早期訓練コース 特別支援学校高等部等に在籍する生徒に対して,就職に向けた実践的な職業能力の開発・向上となる事業所現場等を活用した訓練コースで,訓練期間は2週間から3週間,訓練時間はおおよそ60時限から100時限です。 訓練生が修了後に活き活きと働き続けることができるよう,就職対策,就職後のフォローには特に力を入れており,次のようなさまざまな取り組みを行っています。 ⑴ 求人開拓推進員の配置 訓練生の就職の機会を拡大するために,求人開拓推進員を配置しています。企業訪問などにより新たな求人を開拓するとともに,日ごろから訓練生と接点を多く持ち,障害者合同面接会や面接試験に同行するなど,安心して就職活動を行うことができるよう配慮しています。 ⑵ 企業説明会の開催 訓練生の採用を予定している企業の人事担当者に来校を願い,訓練生を対象に1社ごとに企業説明会を実施しています。訓練生は多くの企業から詳細な説明を受けること,また,慣れた場所で安心して面接を受けることが可能となり,企業からも多くの訓練生にPRする機会が増えたとの声をいただいています。知識・技能習得訓練実践能力習得訓練障害者向け日本版デュアル型訓練e-ラーニング在職者訓練(e-ラーニング)特別支援学校早期訓練-41-定員延べ定員(人・月)197189576322156010315429409151,022施設紹介平成24年度の委託訓練の実施状況コースの区分合 計

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