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3.活動内容3.1 入校式3.2 交流会と球技大会3.3 校内整備と実際を学びます。電子情報技術科では,電子技術,情報技術および通信技術の3つの技術を通して組込み技術の理論と実際を学びます。生産技術科20名,電子情報技術科30名の少人数教育訓練方式をとり,徹底した指導をしています。そのため就職のバックアップは万全です。就職率は,2年連続100%,その後の高い定着率,独自の職場定着状況調査によれば,就職後3年以内の定着率は,おおよそ90%以上です。就職志望のすべての学生が,石川短大校卒業後,石川県内外の元気ある・活力ある企業に就職しています。さらに,在職者の方を対象とした能力開発セミナーを実施するとともに,事業主または事業主団体等が行う職業訓練のために,石川短大校の施設設備の開放や,技能検定委員等の要望に応じて職業訓練指導員の派遣を実施しています。加えて,石川短大校の先端的な設備や研究機能を生かし,「赤崎イチゴ農場圃場の多点観測システムの構築」,「自動組紐巻き装置の研究開発」,「自動ぎんなん殻割り装置の開発」などの多様な企業ニーズに対応した共同研究等を実施しています。 では,具体的な活動内容について,「校長だより」の記事を取り上げ,必要と思われる箇所については,他の資料で補足しながら石川短大校を紹介したいと思います。 まず,入校式は,「のとふれあい文化センター」において行い,新入校生が実践技術者に必要な知識技能と技術 3/2012-42-や技能を学ぶ決意を新たにします。学生の代表は,「実践技術者としての素地を身につけ,厳しい就職状況を乗り越えたい」と宣誓しました。 4月中旬に,生産技術科と電子情報技術科において1年生と2年生との交流会があり,昼はバーベキューで懇親を深めます。さらに,学生自治会主催の球技大会が年2回(前期・後期)開催されます。 このようにクラスの連帯感や学生同士のコミュニケーションを深め,単にテクニカルスキルだけではなく,ヒューマンスキルやコンセプチュアルスキルを大切にしています。 石川短大校では,学生の生活指導の一環として学

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