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4.カリキュラムの編成について5.就職について表2 各年の就職率非正規労働者への職業訓練2⑴ 推薦入試で定員をほぼ確保する 推薦入試として,自己推薦2回(A日程8月3日,B日程3月2日),指定校推薦(10月27日),一般推薦入試(11月29日)を実施し,定員を確保できるようにする。そのために,各教員に最低3校の担当校(指定校推薦の高校)を割り振り,最低でも年3回(5月,7月,9月)高校訪問を行う。⑵ 進路指導主事を対象とした学校説明会を開催 港湾短大横浜校を受験した生徒にアンケート調査を行うと,高校の先生から勧められたため受験したという生徒が多い。そのため,港湾短大横浜校のことを進路指導主事の教員に知ってもらうために,ここ数年は,説明会場を変更しながら行っている。今年は,7月6日に横浜(場所メルパルク),7月11日に大和市(場所は大和商工会議所)で実施した。横浜で実施した説明会では横浜港クルージングに進路指導主事の教員と港湾短大の教職員が乗船し,港湾短大のアピール,説明会では説明しきれなかったこと,入校した学生の状況等を各高校の教員に個別に説明を行った。⑶ オープンキャンパスの実施 オープンキャンパスは年11回(4月21日,5月12日,6月9日,7月7日,7月23日,8月19日,9月8日,10月7日,11月3日,12月8日,1月12日)実施予定である。 オープンキャンパスの内容は,① 専門課程の物流情報科,港湾流通科の説明およ 学生募集において,港湾業界ならびに物流業界に興味を持ち,それらの業界に就職を希望する生徒を集めるのは困難である。1つの理由としては,港湾や物流での業務内容が一般に知られていないためである。そのため,以下に示す活動を行っている。び入試説明会② 施設見学および校舎屋上から横浜港を見渡す③ フォークリフト運転体験④ 模擬授業としてコンテナターミナルのシミュレーション,物流センターのシミュレーション体験⑤ 横浜港クルージング(これは7月23日のみ)である。 物流情報科のカリキュラムの特色は,物流管理,自動化技術,情報技術の3つの柱にある。この,3つの柱の中で物流管理に特に力を入れている。物流管理分野では,物流および貿易,販売など物流関連の基礎知識(物流概論,輸送論,物流機械運転実習,貿易論,貿易実務実習等)や問題点を学び,実際の物流管理業務や物流システム設計に必要な各種管理・経営手法を習得するための専門学科(物流論,物流システム概論等)・専門実技(物流システム設計実習等)を行っている。さらに,学生の就職先を念頭において,1年後期(Ⅲ,Ⅳ期)から10単位の選択実習(港湾荷役系コース,フレートフォワーダーコース,ウェアハウスコース)を行っている。 港湾短大横浜校の専門課程の卒業生の就職率は,表2に示すように,過去5年間で見ると平均96.9%である。95%をクリアしている。表2の数字は,卒業生全体に占める就職者の割合を示している。就職を希望する者は,過去5年間100%の就職率を達成している。 平成24年3月修了性の求人状況は,表3の求人状況に示すように求人社数は78社,求人数は181人であった。募集職種は総合職が一番多く73名,次に多いのは,SE・プログラマー39名であった。 港湾短大横浜校のほとんどの学生は求人状況の総合職,貿易事務,技術職を希望している。表4の進路状況を見ると,総合職に就いた者が25名(59.5%),技術職に就いた者が14名(33.3%)で約年 度平成20年平成21年平成22年平成23年平成24年就職率97.4%100%94.1%97.7%95.5%-11-

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