1/2012
28/40

△○0.98○0.93○0.6○1.2○2.4○0.92○2×−電力不足300WクラスのDC/ACインバータ家庭用AC波形技能と技術 1/2012インバータの波形動作動作 電流■○0.62携帯電話ACアダプタ○2.527Wインバータ蛍光灯○3.9MacBook(13インチ)○1.2i-Pad ACアダプタ○3.72Iiyama20インチ液晶モニタ東芝60W LEDシーリング6○白光20Wはんだごて(安定時)○2.13KENWOOD 3A安定化電源機△−スイッチング音東芝26型地デジTV5スイッチング音アンテナブースタI/Oデータ 5ポートハブONU光アクセス装置インターネット光終端モデムYAMAHA エレクトーンEL100パナソニック6.9W LED電球ONKYO A-973アンプCanon レーザープリンタLBP5200ものにしても、発電した電力を使いきれません。個人が構築するシステムでは、電力会社への売電システムにはできませんので、作った電気は個人ですべて消費しなければなりません。そこで、次に構築したシステムでは、ソーラーパネルを120Wのものにし、バッテリーも50Ah(室内用密閉型)のものにし、車用のインバータを使って、AC100Vの電化製品も使えるようにしました。 通常自動車に使うバッテリーは、充電中に水素が発生し、室内で使うには危険なので、室内で使うときはには、価格は高くなりますが、今回使ったような密閉型で水素の発生がないものを使います。 車用のDC/ACインバータは300Wクラスのものだと、3000円程度で購入できます。 ただ、それらの製品が出力する波形は、家庭用コンセントに来ているAC波形とは異なり、矩形波(+−は約50Hzで変化する)になっています。製品仕様にはこの波形を疑似正弦波と記述しています。この疑似正弦波は、ほとんどのAC電化製品では問題なく使うことができるようです。 私がいくつかの電化製品について実験した結果は次の表のとおりです。 当然のことですが、使用するインバータの制限ワット数以下のものでなければいけません。 300Wから500Wクラスの比較的安価なインバータではワット数の大きい、電子レンジ、ドライヤー(温風使用)、レーザープリンタ、エアコン、こたつなどを動かすことはできません。 それでも、表のように、かなり多くのAC電化製品を利用することができることがわかります。 ちなみに、ノイズ等の影響も出ないような、完全な正弦波を出力するインバータは、3万円以上もします。試行電化製品−26−備考

元のページ  ../index.html#28

このブックを見る