1/2012
19/40

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■NPO ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■NPO■■■図12 気仙応援プロジェクトの推進体制案図13 「気仙広域環境未来都市」構想震災復興と職業訓練の取り組み③外部刺激の組み込み、修了後の独自資格の創設と活用等)。各地で展開中の実践的な職人学校の事例も参考にする(図11)。4) 職人学校は、膨大な復興仕事と連動させ、実践的育成と独自の運営財源の確保をめざす(在学中に建設実践、熟練指導者の下に学校が仕事を請け負い、一部を運営財源にまわす等)。5) 「市民学校(コース)」ではどのようなものが期待されるか、協議しながらコース・内容を固める(復興まちづくりを担う専門家の育成、再生エネルギーや新産業に関する研究、市民の文化教養の拡大、高卒生の進学・学習場他)。6) 市民学校は、既存の「きらめきケセン大学」や、今後生まれる様々な活動とも連携し、社会・市民基金、助成等様々な財源組合せを工夫する。7) 実現への最大のバリアは、既成制度に代わる新たな財源確保の仕組みと市民社会の支援で、震災を契機に生まれた全国との連携も追求する。 学校構想は、実際の仕事なしに成り立たないことから、上記と連動した「仕事づくり」をめざす。1) 膨大な復興住宅や公共・民間建物の需要を視野に入れる(仮に復興住宅建設費1,500万円/戸として、4,000戸×1,500万円=約600億円もの膨大な市場が想定される)。2) この需要に地元業者だけで対応できないが、地元が参画し地元にお金が落ちる仕組みを追求する(外部業者や住宅メーカーの草刈り場となることを避ける)。3) 「気仙大工」の伝統と、住田町を核とした「林業」をテコに、産業活性化と雇用の拡大を図る(復興住宅需要、大型木造、バイオマス等の多方面利用、国内、アジア等も視野に入れた展開等)。4) 伝統を継承し未来に発展させるために、現代的構法だけでなく、気仙大工の「創意工夫」の精神(「気仙広域連合」提出案、2011/12採択決定)4.「木」をキーワードとした新たな仕事づくり−17−職藝学院(富山県、専門学校、1996開校)金沢市民芸術村+金沢職人大学校(石川県、市財団法人、1996開校)図11 在学中に建設実践を行う全国の職人学校の例信州職人学校(長野県、職人組合、2009開講)大工育成塾(全国工務店、国交省支援、2003開始)(2)「木造環境住宅団地開発」事業モデルのイメージ(1)「気仙広域環境未来都市」の連携イメージTV 気仙学校の再生■■〈他団体の動きとの連携〉 ■■■■■■■〈メディアとの連携〉 ■■■■■■■■■■■■伝統木造の振興■■復興まちづくり■■〈現地協力者との連携〉 〈東北協力者との連携〉 ■■■■

元のページ  ../index.html#19

このブックを見る