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【九九の記憶表(掛け算の唄)】マに論文を組み立てました。とりわけ四則計算は定数計算を基礎に設問と計算時間を学習環境設定し施行し彼らの一番苦手とする記憶・理解(考える)、そして作業する事(物事を早く行う意識)に結果が出ました。一般社会や会社などでは、軽度知的障害の訓練生であっても、人並の計算能力は要求されます。 当校の販売実務科では、この基本考量で多くの自主テキストを開発しました。販売物流訓練(計量袋詰め・パッカー作業・ピッキング)事務訓練(伝票制作・ファイル整理)コンピュータ訓練(ワード赤坂ローマ字入力・エクセルカウント表)入力などに活かしています。 企業・事業所に訓練生実習を説明する場合、覚える(記憶)→理解する(考える)→作業する(行動する)と言う手順でしていました。今まで企業訪問での訓練生紹介は口頭での紹介でした。本年度から新任の就職担当になりました。企業の障害者理解についてどの様にしたらよいのか?よく聞かれます。その場合、記憶する事・考える事、そして作業する(物事を早く行う意識)事を基本に考え具体的な訓練生のプロフィール(良いところ・苦手な部分)を制作し就職担当者に渡しております。具体的な実習訓練生との接し方です。なかなか好評(実習につながる)を得ています。−7−障害者に対する職業能力開発について①

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