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2.ポリテクカレッジ神戸港の特色1.はじめに港湾職業能力開発短期大学校神戸校富田 祐一校舎から望むコンテナ船と巨大なガントリークレーン 港湾職業能力開発短期大学校は,港湾・物流業界の新しい時代を担う高度な知識と技能・技術を兼ね備えた「実践技術者(テクニシャン・エンジニア)」の育成を目的として設立された能力開発施設で,神戸市と横浜市に校舎を設置しています。 ポリテクカレッジ神戸港(港湾職業能力開発短期大学校神戸校)は,兵庫県,神戸市および地元港湾・物流業界からの要請を背景に1998年(平成10年)4月に開校してから,今年度で13年目を迎えます。 同種の港湾短期大学校としては横浜校に次いで設立され,関西を中心に主に西日本地域から学生を受け入れております。 本校は,国際都市・神戸市の中心地である三宮からも近い人工島「ポートアイランド」の一角に位置し,校舎の外に目をやると,埠頭のクレーンやコンテナ船が望め,物流拠点の中心地にいることが,日常的に実感できる教育環境となっております。港湾・物流関係者の間では「港湾カレッジ」,地名を付けて「神戸港湾カレッジ」という愛称で呼ばれることもあります。 本校では現場ですぐに活用できるよう,最新の機器を活用した実習や実験を多く取り入れ,最先端の物流システムを学ぶことができます。また,経験豊富な指導員が直接指導することにより,確実な知識と技術を身につけることができます。 本校では,1学科20~30名の少人数教育を行い,学生と指導員がひざを交えたマン・ツー・マン教育43ポリテクカレッジ神戸港全景1/2011⑴ 実践的な教育訓練システム⑵ 少人数教育で,高い教育効果設紹ポリテクカレッジ神戸港●●●●介施

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