1/2011
14/50

■■■■1たのしさ■おもしろさ 達成感■ 自信 課題ごとにステップアップ■ユニット到達水準教科の細目マシニングセンタ概要プログラムの基本分類番号マシニングセンタプログラミング1⑴測定の概念についてよく知っていること⑵マシニングセンタのNC機能の特徴についMU102-1000-1て知っていること⑶マシニングセンタプログラミング手順について知っていること⑷マシニングセンタのプログラミングができること⑸安全衛生作業ができること内      容⑴マシニングセンタの基本構成⑵マシニングセンタの特徴・用途・種類および周辺機器・装置⑶マシニングセンタと生産システム⑴プログラムの構成およびアドレスの種類と意味⑵準備機能・工具機能・送り機能・主軸機能・補助機能⑶機械の動きと制御軸自己評価指導員確認訓練時間学科実技1 訓練課題による成果物やその報告書は,後輩訓練生の教材として活用している。その教材を利用して訓練生同士で教えあいお互いの技能を高めていくシステムを目指した(図5参照)。 離職者訓練では,システム・ユニット訓練方式を採用している。システム・ユニット訓練は,6ヵ月間の訓練カリキュラムを教科編成する方式である。訓練カリキュラムを3日単位のユニット,1ヵ月単位のシステムおよび3ヵ月単位の仕上がり像1,2に分け,これらを階層構造に組み合わせ編成している。 実技と学科を適宜組み合わせて指導するので実学一体で習得できる。ユニットには到達水準,システムには訓練目標,3ヵ月単位での仕上がり像が設定されている。訓練生と指導員は,日々の到達水準を目指し,訓練目標を明確に認識し,仕上がり像に向かって訓練に取り組むことができる。表2にシステム編成シート,表3がユニットシートの抜粋である。 システム・ユニット訓練は,システム間で分断されやすい,未経験者にはなじみのない訓練の繰り返しで必要性がわかりにくい,応用力がつきにくいなどの意見もある。 そこで,「各システムをまたいだ訓練課題」や「訓技能と技術3.2 システム・ユニット訓練⑴ システム編成シート⑵ 訓練課題図5 段階的な訓練と課題12表2 システム編成シート表3 ユニットシートの抜粋

元のページ  ../index.html#14

このブックを見る