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1.はじめに2.山梨県立産業技術短期大学校の業務内容山梨県立産業技術短期大学校 教務学生課長石川 公彦モニュメントと本部・講義棟48実験・実習棟 山梨県は人口が約87万人,本州のちょうど真ん中に位置し,首都圏にありながら,周囲を日本一の山,富士山をはじめ,八ヶ岳,南アルプスといった名峰に囲まれ,県土の78%を森林が占める「水と緑の宝庫」であります。 この豊かな自然環境の中でさまざまな果物が育まれ,特にぶどう,もも,すももの生産量は全国一を誇り,「果樹王国やまなし」としての地位を築いております。また,芳醇なワイン,全国に誇るジュエリーや絹織物をはじめ,甲州印伝,印章など,山梨には伝統技術や気候風土を生かした個性豊かな「優れもの」,「ブランド」がたくさんあります。 このような県にあって平成20年の製造品出荷額等は約2兆6,576億円,そのうち生産用機械器具製造業,電気機械器具製造業,電子部品・デバイス・電子回路製造業等の重化学工業が75.1%を占めています。 そうしたなか,当短期大学校は全国で7番目の県立職業能力開発短期大学校として平成11年4月,専門課程4学科,収容定員200名等を備え開校し,11年目となる現在までに約700人の卒業生を県内企業等に輩出したところであります。 本校の前身は,甲府市にあった県立甲府高等技術専門校を平成5年に県立高等技術専門校と校名変更し,総合能力開発センターを併設し現在地である甲州市に移設,平成11年4月に再編整備して,山梨県立産業技術短期大学校として開校したものであります。 産業技術の高度化,情報化等進展するなかで,幅広い専門知識と高度な技術を付与し,豊かな創造力技能と技術設紹山梨県立産業技術短期大学校●●●●介施

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