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作するために予想以上の時間を要し,作業工程の調整不足もあって完成が遅れてしまった。実習ではレビュー検討会も同時に進め工程遅れの調整を行う必要性を感じた。装置の製作では,配線ミスや部品の向きが逆などのミスもあった。設計図や手順を教材に表記することでミスを少なくしたい。半田づけや配線設計,配線作業ができたことは良い経験となった。 今後は,グラフ表示や操作性向上のための改良や機能を追加して計測プログラムを改善したい。また,異なる燃料電池の活用も検討してみたい。 本教材を用いて実際の実習訓練で試行する予定であるが,教材の見直しや教材を用いた指導方法の違いが習得度や満足度にどう影響するか5)といった訓練の評価についても検討していきたい。161)技術評論社,「自然エネルギーの活用にチャレンジ」,トランジスタ技術,P251~252,2006/82)技術評論社,「自然エネルギーの活用にチャレンジ」,トランジスタ技術,P236~241,2006/93)秋元格・千葉三樹男・山本寛:『図解入門塾すぐわかる! 燃料電池の仕組み』,P16~21,28,29,38,39,20014)池田宏之助:『入門ビジュアルテクノロジー燃料電池のすべて』,P14,15,24,25,28,29,20015)鳥谷部 太:「USBを活用したGUIアプリケーション実習教材の検討」,四国職業能力開発大学校紀要,第21号,P27,P31,2009/126)川上拓也:平成19年度専門課程情報技術科 総合制作実習概要集,「発電・負荷装置の製作と計測プログラムの検討」,P1~4,2009/37)㈱タートル工業,<http://www.turtle-ind.co.jp/03products_info/catalogue/TUSBS01VM.pdf>,計測制御用ツール,(参照2010/1)注.「ExcelVBA」,「VisualBasic.NET」は米国マイクロソフト社の登録商標です。技能と技術<参考文献>

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