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5.おわりには安全上の問題から,CO2については制御対象から削除した。以上CO2制御以外の温室環境コントローラの機能については,目標とした仕様を満たしている。 今後の課題としては,①自宅から温室を制御(ネットワークの構成),②実際の温室でも使用可能なものを作る,③複数の温室を制御可能にするなどがあげられる。4/2009 これからの施設栽培においては,高生産性,安定生産,安全で高品質な生産,環境負荷の少ない生産などが求められており,今回開発した温室環境コントローラ以外にも,農家の作業には自動化できるものがまだ多くあり,今回の開発課題で適用した技術を十分に活用できるものと考える。 今回の開発課題の取り組みを通して,学生は電子回路,マイコン技術,筐体設計・加工をはじめ,無線LANといった新しい技術を修得しており,今後の「ものづくり」の現場で生かしていくことと思われる。31CO2センサ2図5 センサユニットの外観WiPort照度センサ温湿度センサ

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