基盤整備センターでは、今年度1年計画で「第4次産業革命に対応した公共職業訓練で求められる訓練内容等の整理・分析」をテーマとした調査・研究を進めてまいりました。
 本調査・研究では、まず文献調査、有識者や企業へのヒアリング調査を行ったのち、「第4次産業革命に対応した職業訓練のあり方研究会」を設置して大学、企業より有識者、そして職業大教員を招聘し様々な知見からご意見を頂戴しました。

 研究会は、平成30年8月31日に第1回、11月22日に第2回を開催し、第2回研究会までに第4次産業革命の進展に対応するための人材ニーズ、人材育成ニーズ、ひとが担うべき仕事、技能・技術要素、育成すべき技術者像、育成するための訓練内容について検討し整理しました。
 最終回となる第3回研究会を先般平成31年1月29日に開催し、訓練方法、訓練教材、訓練を担当する指導員に必要な能力について検討し整理することができました。今後は、本調査・研究の成果をまとめた報告書を作成し、訓練カリキュラムへ反映させる予定です。
 最後に、ご尽力くださいました委員の皆様、ヒアリング調査にご協力いただきました企業並びに関係者の皆様に、この場を借りて厚く御礼申し上げます。