開発部調査開発室は、室長と開発研究員4名で仕事をしています。
 研究テーマの一つである「職業能力の体系の整備」については、今年度は、配電盤・制御盤製造業と包装・荷造機械製造業と食品機械製造業の新規作成、型枠工事業の見直し、建設業汎用データ(経営・事務部門、営業部門、施工管理部門)の新規作成を進めています。
 業種毎に、部内作業部会(機構施設の管理職と指導員)と外部作業部会(中央団体及び企業委員)をそれぞれ3回以上開催しています。部内作業部会は各回朝9時から夕方5時迄3日間で、委員の方にはほとんど詰めた状態で作業を行って頂いています。また、外部作業部会は各回午後3時間ですが、企業委員は遠方からおいで頂くことも多く、悪天候の日(今年は9月8日の台風の影響による暴風雨。一昨年はあの2月14日の大雪の日。)もありますが、皆様快くご協力頂いています。委員の皆様に感謝しています。
 最近では、10月に部内作業部会3回と外部作業部会1回を、11月中旬に外部作業部会3回を開催しました。

 また、室を離れ、企業などを訪問することもしばしばで、6月から15社程度訪問しています。直接企業を訪問し、実際に工場の方々のお話を聞きながらまた生産現場を見ながら職務分析表の見直しを進めることは、業態を理解することができて大変有意義です。中小企業の能力開発支援に役立つよう、より実態に即した体系となるようにと整備を図っています。11月も数社の企業訪問を予定しています。

 室内でキーボードを叩く時間も多いのですが、企業訪問などの室外での活動も多くあり、目まぐるしくも楽しく仕事をしています。
 調査研究内容は職業大フォーラムやポリテックビジョンで報告していますが、より皆様の興味を引く内容にしたいと思っています。
 ※「職業能力の体系」については本ホームページの「職業能力の体系」をご覧下さい。